【パネル交換なしですべて板金塗装で綺麗に仕上がりました!】
▼修理前
江南市近郊よりスズキ・ワゴンR(色:スチールシルバーメタリック)の修理のご依頼です。
新車から数か月の為、できる限りパネルを交換せずに修理での作業となりました。
保険対応での修理となります。
【修理内容】
バックドア・・・・・・・・・・・・鈑金修理
バックパネル・・・・・・・・・・・鈑金修理
クオーターパネル・・・・・・・・・鈑金修理
リアバンパー・・・・・・・・・・・鈑金修理
テールレンズ・・・・・・・・・・・新品交換
▼ バックドア及びリアバンパーを激しくぶつけてしまったようです。
バックドアの擦り傷、リアバンパーにも擦り傷があります。
さらにテールレンズも割れている状態です。
テールレンズについては新品と交換することとなります。
▼ バックドアにへこみと擦り傷が見られます。
修理で綺麗に直していきたいと思います。
▼ 内部骨格のバックパネルまで押されてしまっている状態です。
クオーターパネルまでその影響が及んでいます。
▼ バックパネルに矢印で示す箇所が結構押されてしまって凹みが発生しています。
心配には及びませんそこはきれいに直していきます。
▼ 凹んでしまっているパネルの箇所を強力な油圧装置を使いチェーブロックで引っ張りをかけて修正していきます。
引っ張りすぎないように慎重に作業を進めます。
バックパネルの修理はここをしっかり直しておかないと、バックドアを閉めた時、ゴムとドアの間に隙間が出来たり、バンパーを取り付けた時にしっかり取り付けることが出来ないという状況になるので、ここはちゃんと直しておきます。
▼ クオーターパネルも引っ張りをかけて押されてしまっている部部をもとの位置に戻します。
▼ ある程度引っ張りで元の位置に戻したら、バックパネルの歪み・凹み傷から直していきます。
パネルの凹み個所をサンディングで削ってから、数か所にスタッドと呼ばれるピンを複数溶接して専用の治具で引き出して修正します。
▼ 凹みの状況を見ながらパネルの複数個所をスタッドと呼ばれるピンを溶接して専用の治具で引き出して修正します。
▼ バックドアとクオーターパネルの修正箇所をサンディングで削って仕上げます。
▼ パテ修正が終わったらサフェーサを塗布していきますが、サフェーサがかかってはまずい個所を新聞紙などでマスキングをします。
▼ いよいよ塗装工程に入ります。塗装は専用ブースで行い埃の付着などを防止します。
塗料がかかってはまずい個所を専用のシートでマスキングをします。
今回は損傷を受けてないリアドアのぼかし塗装も含めて塗装を行っていきます。
▼ 今回の色はスチールシルバーメタリックの色になります。
車のカラーコードからその配合を調べ調色を行い、ベースカラー塗装からクリア塗装までを丁寧に行っていきます。
▼ 修理が終わったバックドアを取り付けて同様に塗装をします。
▼ 塗装が完了して乾燥したら、最終仕上げに数種類のパフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーを使用して磨き上げ、艶のある状態にします。
▼ あれほど酷かったダメージもパネル交換をすることもなく、板金塗装ですっかり新車の状態を取り戻しました。
▼ リアブレーキサポートシステムシステムの為リアエーミングを行います。
自動ブレーキなどがついた車両を修理する場合、このようなエーミング作業が必要になります。
しっかり修理することは勿論ですが、このエーミング作業を行わないとせっかくの自動ブレーキが万一の時に正常に作動しない可能性がありますので確実な作業を実施します。
▼ まず、車両の中心線とターゲットの配置位置の割り出しを行っていきます。
ターゲットの間隔、高さ、サイズの規定位置になるようにセットします。
ターゲットを貼ったホワイトボードを設置します。
(フロント)
▼(バック)
▼ スキャンツールにてエーミング調整を行います。
▼ スキャンツールを(専用差込口)に差し込むことでその車の情報がすべてこのスキャンツールで読み込むことが可能です。
エーミング作業が完了した後、走行による自動調整という作業を行います。
規定の走行条件で一定距離を走行しスキャンツール「実施状態」から「実施済」になったら完了となります。
エーミング作業を完了してからの引き渡しになります。
洗車と車内清掃を済ませます。
この度は、ご入庫頂き誠にありがとうございました!(^人^)感謝♪
当社は、お客様の立場に立った修理の方法をご提案いたします。
お客様のご要望を遠慮なくお聞かせ下さい。お待ちしています!
▶ 修理一覧はこちら